キッチンの家具選び。レイアウト別おすすめのタイプと収納アイデア

1.キッチン家具のレイアウト。壁付けと対面では使いやすいタイプが違う

キッチンには様々なタイプがあり、対面キッチンや壁付けキッチン、ダイニングがキッチンの隣りにある間取りなどがあり、タイプによって適した家具のレイアウトは異なります。そこでタイプ別におすすめのレイアウトと家具の選び方をご紹介します。

1-1.壁付けキッチンで作業がしやすい家具のレイアウト

壁付けキッチン×家具レイアウト①
コンロ横に食事が出来る作業テーブルを置く


ヨーロッパのアパートメントでは、コンロの横に小さなテーブルを置けるくらいのスペースがある間取りがよく見られます。これは狭いアパートのキッチンで最も動線に無駄がないレイアウト。

ダイニングテーブルを置くのは無理でも、奥行きの狭い作業テーブルをコンロ横に置くと、調理スペースとして使えます。キャスター付きや折りたたみ式なら使わないときは移動でき、邪魔になりません。

壁付けキッチン×家具レイアウト②
カウンタータイプのダイニングテーブルを使う


壁付けキッチンでもっとも作業性のいいレイアウトは、キッチンの背面にカウンターを置くこと。あまりスペースがないようなら、バーカウンターをダイニングテーブル代わりに使うと便利です。

バーカウンターには下部が収納になっているボックス型をしたタイプの他に、両側から座れるテーブルタイプもあります。

壁付けキッチン×家具レイアウト③
奥行きの狭いダイニングテーブルを使う


ダイニングテーブルを置くスペースもないほど狭い壁付けキッチンでは、作業テーブルをダイニングテーブル代わりに使うという方法も。奥行きが50cmくらいあれば十分にゆったりと食事がとれます。

1-2.対面キッチンで作業がしやすい家具のレイアウト

対面キッチン×家具レイアウト①
食器棚をカウンター下収納に


賃貸マンションなど集合住宅のキッチンですっかり定着している対面型のキッチン。あまり広くないLDKを広く感じさせる効果がある反面、キッチンが独立した狭い空間になり、キッチン家具の配置が難しいという悩みがあります。

対面キッチンでは無理にキッチンにたくさんの家具を置くのではなく、ダイニングやリビングに食器棚を置くとキッチンが広々と使えます。またカウンター下に食器棚を置くと動線に無駄がなく、ガラス扉ならダイニングのおしゃれなディスプレイラックに。

対面キッチン×家具レイアウト②
背面をフルに使ったホワイトカラーの壁面収納


対面キッチンの背面をもっとも無駄なく使いたいなら、システム家具がおすすめ。カップボードやダストボックスなど欲しい収納を組み合わせることができ、必要なものをうまく配置できます。1cm単位でオーダーできるキッチン家具もあります。

対面キッチン×家具レイアウト③
突っ張り式ラックにオープンに収納


マンションなど中途半端な凸凹があるキッチンでは、スペースにうまく収まる家具が見つからないかもしれません。そんなときは箱型の家具にこだわらず、伸縮式や突っ張り式のオープンシェルフをキッチン収納に使うという方法も。

スチールラックは耐荷重が高くて収納量も多く、たくさんの収納を確保したいキッチンで使うのにぴったりです。オプションで引き出しをセットできるスチールラックもあります。

1-3.キッチンの横にダイニングがあるときに作業がしやすい家具のレイアウト

ダイニング横キッチン×家具レイアウト①
冷蔵庫をダイニングに置く


キッチンとダイニングが分かれている場合、冷蔵庫をキッチンに置く方は多いですが、家族が多いならむしろダイニングに置くほうが便利なことも。キッチンもダイニングもあまり広くないようなら、冷蔵庫がシンクのすぐそばに無くてもそれほど不便ではありません。

ダイニング横キッチン×家具レイアウト②
コンロ横にミニラックを置く


コンロの横に小さなラックやワゴンを置くと、スパイスラックやお鍋を置く場所ができて便利です。キャスター付きラックにすると、シンクの後ろや調理スペースの後ろにコロコロと転がせ、色んな使い方ができます。

ダイニング横キッチン×家具レイアウト③
ダイニングテーブルをシンクに横付けして配置する


ダイニングスペースがキッチンのシンク横にある場合、シンクに横付けしてダイニングテーブルを置くとキッチンへの出入りは少し面倒になるものの、配膳はかなり楽になります。リビングスペースを少しでも広く取りたい方にもおすすめです。

ダイニング横キッチン×家具レイアウト④
リビング収納に食器をおしゃれにディスプレイ


ダイニングキッチンの部屋自体は広くても、間切の壁が少ない、ドアが引っかかるなどの理由で、食器棚をうまく置けない間取りがあります。そんなときはリビングに食器棚を置いてみましょう。リビングセットとシリーズ品のカップボードなら、リビングに置いても違和感なく部屋に溶け込みます。

2.キッチン家電をラックに収納。タイプ別おすすめポイント

キッチン家電はどんな家庭にも欠かせないキッチンツ―ル。種類が豊富で色んなキッチン家電があるものの、使っている家電の種類とサイズは家庭によって異なります。当然ながら、必要な家電ラックの大きさも違ってきます。

2-1.キッチン家電をラックにスマートに収納

キッチン家電×ラック①
コンパクトなスチールのレンジ台


幅60cmのコンパクトなレンジ台は、ひとり暮らしからファミリーまでどんな家族構成でも使いやすい便利な家具。電子レンジ・炊飯ジャー・電気ポット・オーブントースターなどひと通りのキッチン家電を収納でき、空いている棚は食器棚やフードストッカーに利用できます。

キッチン家電×ラック②
ホワイトカラーのスチールラックならおしゃれな家電収納に


オーブンレンジなどの大きなキッチン家電を収納するラックには、サイズにある程度の余裕がほしいもの。そんなときはスチールラックが便利です。耐荷重が高いスチールラックならオーブンレンジを安心して収納でき、空いている棚はお鍋や米びつを置くのに使えます。

ホワイトキッチン インテリア

狭いキッチンには広く感じられるようにホワイトカラーが使われているケースが多く、白いスチールラックはホワイトキッチンに自然と馴染みます。そうでなくても冷蔵庫には白色が多いので、白いラックなら冷蔵庫の横に並べたときに違和感がありません。

キッチン家電×ラック③
ミニキャビネットの上に置けるコンパクトな家電ラック


キッチンには炊飯ジャーよりカップボードを置きたいという方もいるでしょう。そんなときは背の低いキャビネットタイプのカップボードの上にミニ家電ラックを乗せるという方法も。

キッチンの使い方もレイアウトも、自分が使いやすいように決めるのが一番です。ダイニングに炊飯ジャーと電気ポットを置くようにすれば、キッチンに大きな家電ラックを置く必要は無くなり、代わりに食器棚を置くスペースができます。

2-2.カウンター収納は間取りに関係なく使いやすいキッチン家具

キッチン家具×カウンター①
おしゃれなアイアンのキャスター付きワゴンラック


キャスター付きのカウンター収納があると、キッチンからダイニングに配膳するときや食器を片づけるときに便利です。ダイニングセットとおそろいのおしゃれなカウンターなら、日ごろからダイニングに置いていても違和感がありません。

キッチン家具×カウンター②
ダストボックスを収納できるカウンターラック


賃貸などの狭いキッチンで悩ましいのが、分別用のダストボックスを置く場所。食器棚や食品庫はダイニングに置けますが、さすがにゴミ箱をダイニングには置きたくありませんよね。

できればキッチンに置けると便利ですが、キッチンが狭いとたくさんのゴミ箱をどこに置こうかと悩みます。そんなときは下がオープンになっているカウンタータイプの家電ラックがおすすめ。カウンターの下に2~3個のゴミ箱をスマートに収納できます。

キッチン家具×カウンター③
リビングにも馴染む高級感のあるカウンター収納


キッチン用のカウンター家具というと家電ラックをイメージしますが、ダイニングやリビングで絵になる高級感のあるカウンター収納もあります。家に人を招いてパーティーをすることが多い方は、リビングに置けるカウンター収納があると重宝します。

2-3.レンジボードは収納と作業スペースを確保できるキッチン家具

キッチン家具×レンジ収納①
レンジラックと背面収納をシリーズでそろえるとすっきりまとまる


キッチンにはごちゃごちゃと物があふれやすいですが、シリーズ品でキッチンの家具をそろえると、まとまりのある落ち着いた印象になります。おしゃれな北欧風デザインの家具が並んでいると、狭いキッチンも楽しくなりそう。

キッチン家具×レンジ収納②
北欧風パインのおしゃれな天然木キャビネット


北欧風のナチュラルなキッチンをつくりたいなら、まずはキャビネットのように大きな家具に無垢のパイン材で作られたものを選ぶと、ぐっと雰囲気が出ます。大きな家具を購入する際は、テイストを決めてから選ぶことで、その後で買う小物や雑貨も同じテイストのものを合わせやすくなり、統一感のある空間に仕上がります。

キッチン家具×レンジ収納③
使い方を選ばないスタイリッシュなキッチンボード


キッチンボードは単にキッチン家電を置くためのラックではなく、調理スペースにしたりディスプレイを楽しんだりと、本来はいろんな使い方ができる家具。スタイリッシュなデザインのキッチンボードなら、見ているうちに色んなアイデアが浮かびそうです。

3.キッチン家具の定番アイテム「食器棚」を選ぶポイント

最近のキッチン収納では、家電ラックの需要が高まりつつありますが、食器棚もまたキッチンに欠かせない家具。狭いキッチンに食器棚を置くのを諦める方もいますが、省スペースに置ける食器棚やカップボードとして利用できる家具は意外とたくさんあります。

ガラス扉の食器棚は部屋が広く感じる


キッチンに食器棚を置くスペースがないときは、ダイニングやリビングに大きな食器棚を置き、キッチンには毎日使う食器だけを収納するという考え方も。ガラス扉のカップボードなら部屋が広く感じられるため、ダイニングに置いても圧迫感がありません。

45cm幅のスリムサイズな食器棚もある


狭いキッチンにどうしても食器棚を置きたいときは、横幅の狭いコンパクトなカップボードがおすすめ。45cm幅くらいの食器棚なら家電ラックと並べて置くこともでき、狭いキッチンでもしっかりと収納スペースを作れます。

カラーボックスをカップボードに利用する


横幅は確保できるけれど奥行きの深い家具をキッチンに置けないときは、カラーボックスを食器棚として活用するという方法も。カラーボックスの奥行きは約30cmしかなく、引き出しや扉などのオプションも豊富。100均のワイヤーラックを食器収納に使うのもいいですね。

「壁に付けられる家具」を使って食器を壁面に収納


お茶椀や普段使いの取り皿を収納するには、ラックの奥行きが15cmもあれば十分です。スペースのないキッチンでは、床に置く大きな食器棚ではなく、壁面に取り付けられるボックスタイプのシェルフに食器を収納するという考え方も。シンクの上や横に食器を収納できれば、作業動線にも無駄がありません。

4.キッチン家具の購入にはインテリア通販が便利

キッチン家具は箱型の形状が多く、他の家具メーカーとサイズがほとんど同じなので、パソコンやスマホの画面で見た目とサイズを確認しただけで購入しても、失敗することがあまりありません。

キッチン家具は規格化されている商品が多い

システムキッチンのサイズはメーカーに関係なく統一されており、システムキッチンとセット品になっているウォールキャビネットやカップボードのサイズもまた、規格化されています。そのため、多くの家具メーカーはキッチン家具のサイズをシステムキッチンのサイズ規格に合わせています。

また、賃貸の狭いキッチンに置ける小さな家具は店頭ではほとんど扱っておらず、ネットでしか手に入らない商品もあります。

キッチン家具には組み立て式が少ない

カップボードやキッチンのウォール収納にはガラス扉が使われているものや、完成品で売られていることが多くあります。そのため、店頭で商品を購入すると基本的に配達に時間がかかりり、場合によってはネットで購入するほうが早く手元に届きます。

キッチン家具の選び方まとめ

MEMO
    【キッチン家具のレイアウト。壁付けと対面では使いやすいタイプが違う】
  • 壁付けキッチンのコンロ横に食事が出来る作業テーブルを置く
  • 壁付けキッチンでカウンタータイプのダイニングテーブルを使う
  • 壁付けキッチンで奥行きの狭いダイニングテーブルを使う
  • 対面キッチンで食器棚をカウンター下収納に
  • 対面キッチンの背面をフルに使ったホワイトカラーの壁面収納
  • 対面キッチンに突っ張り式ラックを置いてオープンに収納
  • キッチンの横にダイニングがある間取りでは冷蔵庫をダイニングに置くと便利
  • コンロ横に食材を収納できるミニラックを置く
  • ダイニングテーブルをシンクに横付けして配置する
  • リビング収納に食器をおしゃれにディスプレイ
    【キッチン家電をラックに収納。タイプ別おすすめポイント】
  • スチールのレンジ台に家電をスマートに収納
  • ホワイトカラーのスチールラックならおしゃれな家電収納に
  • ミニキャビネットの上に置けるコンパクトな家電ラック
  • カウンター収納は間取りに関係なく使いやすいキッチン家具
  • おしゃれなアイアンのキャスター付きワゴンラック
  • ダストボックスを収納できるカウンターラックは便利
  • リビングにも馴染む高級感のあるカウンター収納
  • レンジボードは収納と作業スペースを確保できるキッチン家具
  • レンジラックと背面収納をシリーズでそろえるとすっきりまとまる
  • 北欧風パインのおしゃれな天然木キャビネット
    【キッチン家具の定番アイテム「食器棚」を選ぶポイント】
  • ガラス扉の食器棚はキッチンが広く感じる
  • 45cm幅のスリムサイズな食器棚もある
  • カラーボックスをカップボードに利用する
  • 「壁に付けられる家具」を使って食器を壁面に収納
    【キッチン家具の購入にはインテリア通販が便利】
  • キッチン家具は規格化されている商品が多い
  • キッチン家具には組み立て式が少ない