一人暮らしの方向け|キッチン収納のポイントとは?
「一人暮らしのキッチンは狭くて使いにくい…。」「お料理を作るのに時間がかかってしまう…。」と思っていませんか?それは収納方法に原因があるかもしれません。
料理は下ごしらえから仕上げ、片付けまでスムーズに行いやすいキッチンが理想なので、自分がキッチンでどのように動くのか、何をよく使うのかをよく認知することが使いやすいキッチンの鍵となります。
ここでは、キッチン収納を使いやすくする、おしゃれな収納アイデアをご紹介します。ぜひこの記事を参考に収納を見直して、いるだけで楽しくなるようなキッチンを目指しましょう。
スペースを有効活用する
限られたキッチンスペースを有効活用するためには、自分の動きを検証し、何をどこにしまうかを「計画」することからスタートしましょう。何年も使用していない置きっ放しの物、賞味期限の切れた食料を「処分」することも忘れずに。
最後に調理道具、食品、日用品の「定位置を決定」。収納用品はピッタリのサイズだけを選ぶだけでなく、火の回りで使うのか、シンク周りで使うのかに応じて、素材もしっかり考えることがポイントです。
サイズを測り無駄のない収納を目指す
一人暮らし向けの物件は、シンク下が大きく空いた作りになっている家が多いもの。とりあえず物を入れてしまうと、ゴチャゴチャになってしまいます。まずは計測し、プラスチック製のかごや、突っ張り棒、ワイヤーネットなど便利グッズを使い、きちっと仕切るところから始めましょう。収納道具は、種類やサイズが豊富な100均グッズが便利です。
使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に
キッチンの使いやすさは調理道具の収納場所で決まります。フライパンやまな板、包丁の位置を最初に決めるとスムーズです。使用頻度の高いボウル、ざるなどの下ごしらえグッズはすぐ取れる位置にしたり、いつも使う調味料はオープン収納にするなど、収納場所はしっかり考えて。
また、扉を開けたらさっと取れるか?立ったまま取れるか?など導線も合わせて考えると、もっと使いやすくなりますよ。
一人暮らしに最適。無駄なく使いやすいキッチン収納アイデア10選
ちょっとの工夫や便利アイテムで、一人暮らしの狭いキッチンを使いやすく、おしゃれにしているインスタグラマーの実例を集めています。無駄のないキッチンでの料理は、本当に快適です。より素敵な一人暮らしが過ごせるよう、キッチン収納の参考にしてください。
突っ張り棒でスパイスラックdiy
突っ張り棒を2本立てて、結束バンドでカゴを固定した、シンプルで実用的なスパイスラックを作っています。スパイスは料理に欠かせないアイテム。ワンアクションで手に取れる収納にすることで、料理のスピードも早くなります。壁際の薄いスペースを見逃さず、上手に活かしているアイデア。参考になりますね。
キッチンの壁面を活かす方法
賃貸のキッチンで狭く、収納がなくても、壁を活かせば収納スペースを作れます。ビス留めの心配がいらない突っ張り棒は強い味方。突っ張り棒を縦に渡す方法だけでなく、横に渡し、フックを引っ掛ければ、コップや調理器具をかけることもできます。
調理中も取りやすく、洗い物の後の片付けも楽。ぜひ空いている壁面を活かしてくださいね。
賃貸キッチンの食器棚
賃貸暮らしでは、食器棚などの大物を購入することが難しく、食器や食材の収納に悩まれている方は多いですよね。そこで簡単に食器棚を作っているアイデアをご紹介。
カラーボックスを両脇に設置してホームセンターで買ったカラー合板を乗せて完成。ポイントはニトリのカラボ。ダボ穴がたくさん空いているので、棚板の位置が自由に設定できるのでオススメだそうです。
生活スタイルに合わせた収納場所
小さな生活に必要なのは、大きな食器棚よりも生活スタイルに合った使い勝手に良いコンパクトな家具。必要な物の量に合わせてカラーボックスや木箱を組み合わせたり、組み立て式のシェルフなどを使うオリジナル食器棚がオススメです。
食器はもちろん、お米やペットボトル、ストック品やゴミ箱など、日常よく使うものが収納できるとすっきりしますよ。
最低限の物で暮らすキッチン
とてもシンプルでスッキリな、一人暮らし男性のキッチン。アイテムの色が白に統一されているので、パッとみた感じのばらつきがありません。
シンク下の空間は、ゴミ箱とイケアの3段ラックを置き、ストックや調味料を収納。さらに空いた部分には椅子を置き、調理台をカウンターテーブルとしても使っているそうです。一人暮らしの狭い空間をとてもうまく使っていますね。
アイテムは色を意識して取り入れる
一人暮らしのキッチンは、収納スペースが限られているのでオープン収納が便利。レードルや鍋などの、普段良く使う調理器具は、そのまま飾って収納することで使い勝手も良くなります。
その際重要なのはアイテムの色や質感を揃えること。できるだけ同じ色やシリーズの物を購入すると、統一感が出てオシャレなキッチンになります。
レンジフードを利用した収納
キッチンのレンジフードに、吸盤式のバーを付け、フックを使い吊り下げ収納スペースを作っています。油でベタベタになるので、必要な物だけに厳選しているそう。お手入れも簡単で、見た目もスッキリしています。
キッチン周りに良く使う調理器具があると、すぐ取れるので料理の時短にもつながります。磁石がくっつくレンジフードの場合は、磁石式のフックを引っ掛けてもいいですね。
吊り下げ収納の利点と注意点
狭いキッチンの「吊り下げ収納」はスペースを有効に使えて便利です。100均で売っているフックはもちろん、既製品のレンジフードフックなどは調味料、タオル、鍋蓋、ラップなど様々な物が収納できるようになっています。
注意して欲しいのは、落下防止のためにあまり重いものを引っ掛けないこと。さらに、火を使いながら物を取ると服に引火してしまう危険もあります。フックの場所には十分気をつけて設置してください。
一人暮らしの食材収納方法
ニトリの3段シェルフにバスケットを置き、食材などを収納されています。主に乾物、調味料、インスタント食品ですが、ジッパー式の物はそのまま使えて収納も簡単。
ジッパー無しは、イケアのジッパー袋に入れて立てて収納。見た目も揃ってスッキリな上、使いやすいナイスアイデア!出しっ放しだと目立ってしまう食品パッケージも、さらりと1枚布をかけることでスッキリしています。
ジッパー袋で詰め替え収納
食材や調味料は箱が大きいと、余計に収納スペースが必要なことも。中身を移し変えて、省スペースにすることは、狭い一人暮らしのキッチンには重要なポイントです。
ダイソーやイケアなどで手に入る、ジッパー付き収納袋は、中身がある程度分かり、湿気からも守ってくれる便利グッズ。食べかけのお菓子や食材などにも使え、ストック状況も分かりやすく管理もしやすいので一人暮らしにはぴったりです。
有孔ボードに引っ掛け収納
東京都内、男性の一人暮らしキッチン。シンクの背面にはDIYした収納棚。その上部に、有孔ボード(パンチングボード)を固定し、調理器具や、調味料などを見せながら収納されていて、とても使いやすそうです。
有孔ボードは自由にカスタマイズできるので、必要な時に好きな場所に収納できることが大きなメリットです。
背面収納ゾーンはとても便利
狭いキッチンでも背面にスペースがある場合、カウンターや収納棚を作ると、とても料理がしやすくなります。よく使うものは引き出しなどにしまわず、立ったまま全てが取れる配置にすると導線もスッキリ。
色々な物が混在する場所なので、素材で統一したり、かごで隠したり、見た目も意識するとオシャレで使いやすいキッチンになります。
イケアのワゴンをキッチンに
IKEAの人気ワゴンとして有名なRASKOG(ロースコグ)を、キッチン収納にしているアイデア。一人暮らしの狭いキッチンでも置きやすい、高さ78cm、長さ35cm、幅45cmのコンパクトサイズに加え、キャスター付きで動かしやすいのが使いやすさのポイント。
さらに別売りのまな板をつけると、作業台として使えるので、スペースがあと少し欲しい一人暮らしにピッタリです。
キッチンワゴンはアイデア次第
キッチンワゴンは色々な使い方ができるので、一人暮らしには本当にオススメです。通気性の良いワゴンに、根菜や食料品などを収納してパントリースペースとして活用したり、引き出し付きのタイプに、カトラリーなど細かい物を収納しておくと、食事の際にも便利。
見た目もオシャレなので、キッチン収納としてだけでなく、お部屋のインテリアとしても活躍してくれます。
引き出しが無いキッチンの収納アイデア
シンク下の大きな収納を活かす
シンク下は大きく空いた作りになっている家が大半ですよね。その高さ、奥行きを活かすために、まずは最初にきちんと仕切ることが大切です。排水管の左右を無駄にしないために、排水管を囲うように左右手前コの字にラックを設置すると、スペースがたくさん生まれます。
水と一緒に使うざるやボウルなどの収納がオススメですが、100均のプラスチック製のカゴなどを上手く活用すれば、お皿や細々した物も収納できます。
冷蔵庫ラック収納
キッチンは狭いけれど、収納スペースを増やすことで、床の面積が減ってしまうことに抵抗ある方は多いのではないでしょうか?できれば居住スペースは広く使いたいですよね。そんな問題を冷蔵庫ラックで解決しています。
冷蔵庫上の大きな空間に、炊飯器、ポット、電子レンジまで収納!棚のサイズも自由自在、必要な物が収まり、無駄がなくスッキリしています。
冷蔵庫上の空間を収納スペースに
普段気がつかない「冷蔵庫の上」を収納に変える、冷蔵庫ラック。カスタマイズ自由でおしゃれな既製品も沢山ありますし、シェルフなどを使って自作することもできます。また壁がある場合は、突っ張り棒とカゴを使って、空間を収納スペースにしてもいいですね。
一人暮らしの冷蔵庫は小さい場合が多いので、上の余っている空間が大きな収納スペースになりますよ。
大好きなキッチンに簡単イメチェン
毎日使う食器などが、ゆとりをもって使いやすく収納されているキッチン。十分スッキリ暮らしやすそうですが、さらに切って貼るだけのアルミシートを使い、キッチンの壁面を自分の大好きな柄にDIYされています。
ビフォーアフターで見ると、キッチンが明るくなっているのが良くわかります。壁紙が変わるだけで、賃貸とは思えないほどオシャレになりますね!
アルミシートで簡単DIY
アルミキッチンシートは、高技術のアルミニウム素材で作られた非常に耐熱性に優れた商品。さらに水や汚れにも強いので、キッチン周りの雰囲気を簡単に変えたい時にはぴったりのアイテムです。
用意するものもはさみやカッターだけで、簡単に好きな形に切って貼ることができます。一人暮らしのキッチン、どことなく寂しいと感じている人は、早速お気に入りの柄を探してみてはいかがでしょうか。
キッチン収納が学べるおすすめブログ3選
整理整頓のスペシャリスト 「1日1収納=美人収納」
「捨てる」整理収納ではなく「仕分け」で片づけていく西口式収納術。1日1収納、1回30分が目安です。ブログ内で紹介されるキッチン収納は、100均グッズなどを使い、無理なく誰でも簡単にできる収納方法を紹介してくれています。
家の整理整頓が、心の健康にも繋がり、内面から美人になっていくのが美人収納。ブログを読み進めることで、少しずつ自然と整理収納のスキルが育ちます。
一人暮らしの整理収納アドバイザー 「フツウノコト。」
築15年超えの賃貸アパートでの一人暮らし。今時のシステムキッチンではなく、開き戸タイプの古いキッチンでスッキリと暮らす工夫を、アイデアと共に紹介しています。
特に「キッチン収納」の記事は、100均や無印のアイテムを使い、見た目のキレイさ、使いやすさ、便利さなどもきちんと考えられています。吊り戸棚の収納など、一人暮らしの収納には役立つ記事ばかりなので、ぜひ参考にしてください!
白いおうちの人気ブロガー 「A+organize」
モノトーンでまとめられたインテリアのお家。見ているだけでも楽しくなりますが、キッチン収納のカテゴリには、調味料の保存方法や、ざるやボウル、食品ストックの収納方法など、整理収納アドバイザーならではの使いやすさにもこだわった収納アイデアが満載。
シンプルなインテリアが好きな人に、特にオススメのブログです。
一人暮らしのキッチン収納まとめ
- 【一人暮らしの方向け|キッチン収納のポイントとは?】
- スペースを有効活用する
- サイズを測り無駄のない収納を目指す
- 使用頻度の高いものは取り出しやすい位置に
- 【一人暮らしに最適。無駄なく使いやすいキッチン収納アイデア10選】
- 小さな物がごちゃごちゃしない様に仕切る
- 突っ張り棒でスパイスラックdiy
- 賃貸キッチンの食器棚
- 最低限の物で暮らすキッチン
- レンジフードを利用した収納
- 一人暮らしの食材収納方法
- 有孔ボードに引っ掛け収納
- イケアのワゴンをキッチンに
- 引き出しが無いキッチンの収納アイデア
- 冷蔵庫ラック収納
- 大好きなキッチンに簡単イメチェン
- 【キッチン収納が学べるおすすめブログ3選】
- 整理整頓のスペシャリスト 「1日1収納=美人収納」
- 一人暮らしの整理収納アドバイザー 「フツウノコト。」
- 白いおうちの人気ブロガー 「A+organize」