冷蔵庫収納を極める!野菜室・冷凍庫・ドアポケット場所別アイデア事例

冷蔵庫収納のコツと注意点

野菜・お肉・乳製品など、冷蔵庫はいろんな食品を保管する場所です。他にも、飲み物・お菓子・調味料や、お惣菜・アイスクリーム、さらには乾物・お米など、最近では家庭によって冷蔵庫に入れるものとそれぞれの分量が異なります。

このため、冷蔵庫は収納上手さんのまねをするのが難しい場所です。部分的に真似をしても全体的にうまくまとまらなかったり、あるいは維持できなかったり。冷蔵庫収納を考えるときはいきなりパーフェクトを目指すのではなく、少しずつ改良する気持ちで取り組みましょう。

冷蔵庫の中|収納のコツ
収納グッズを有効活用

収納ケースをひとつ置くだけで、冷蔵庫は驚くほど使いやすくなります。その一方で、冷蔵庫の中にはある程度の「遊び」がないと収納しにくいです。なぜなら、冷蔵庫はタンスや本棚と違い、その時々に応じて収納するものとその量が変化するから。

冷蔵庫内がすっきり見えるようにたくさんのトレーを並べる前に、まずは手持ちのアイテムを使ってあなたが使いやすい収納ケースのサイズ感を確かめましょう。調理用のトレーやタッパー・ざるなど、冷蔵庫収納に使えそうなケースが家の中に何かしら眠っているはず。野菜室では紙袋も区分けに使えます。

冷蔵庫の中|収納注意点
箱や包装を捨てる場合は賞味期限を書いておく

冷凍うどんやアイスクリームを外箱のまま冷凍庫に入れていると、取り出しにくくて無駄にスペースをとるため、箱から出して収納している方も多いですよね。また、小麦粉や乾物をキャニスターに入れて冷蔵庫に入れている方もいるでしょう。

この場合、忘れてはいけないのがラベリング。加工食品の賞味期限は長いため、そういつまでも覚えてはいられません。それに麺類は商品によってゆで時間が違います。でもラベリングしておけば安心。食品用のラベルテープを利用すれば、賞味期限の書き忘れを防げます。

冷蔵庫の上|収納のコツ
ラックや突っ張り収納を使用する

中型冷蔵庫の高さは最大で169cm、大型冷蔵庫の高さは178~189cmです。それに対して、一般的な住宅の天井高は240cm。つまり冷蔵庫の上には高さ50cm以上の空きスペースがあります。

そうはいっても、冷蔵庫は側面と上部から放熱するので、冷蔵庫の上に直接ものを乗せるのは避けたほうが良いです。でも突っ張り式ラックや造りつけの棚を設ければ、熱を逃がしつつ冷蔵庫の上を収納に活用できます。

冷蔵庫の上|収納の注意点
耐震対策を行う

冷蔵庫上のスペースにラックを取り付けると、耐震対策になるというメリットがあります。地震の際に冷蔵庫が倒れやすいのは、上部のスペースが広く、冷蔵庫が前後に揺れやすいため。冷蔵庫上のすき間が狭ければ、前に飛び出すことはあっても倒れることはありません。

冷凍庫の後方に突っ張り耐震ポールなどの転倒防止グッズを取り付けたうえで、天井吊りの収納ラックを設置すれば、2重の耐震対策ができます。

整理整頓されて使いやすい!冷蔵庫収納アイデア10選

ここからは、冷蔵庫収納のアイデアを場所別にご紹介。大型冷蔵庫は大まかに上・中・下の3段に分かれており、上段が冷蔵室で中段が野菜室、下段が冷凍庫になっているタイプが一般的なので、その前提で参考になる事例をピックアップしています。

なお、中型以下の冷蔵庫は、上段が冷凍庫で下段が野菜室になっているタイプもありますが、その場合も応用できるアイデアを多数選んでいるので、ぜひ参考にしてください。

冷蔵室は棚の高さに応じて収納トレーの種類を変える

冷蔵室には3~4段の棚があり、棚の高さによって取りやすい収納グッズは変わります。例えば、最下段には浅いトレーを使うほうが棚の奥まで見渡しやすく、中段は深いトレーのほうが引き出しやすいです。

また一番上の棚は手が届きにくいので、大きなハンドル付きのケースやしっかり封ができる容器を使うのがおすすめです。

全ての棚が取りやすいとデッドスペースが減る

冷蔵室のどの棚に何を乗せるか、大まかなルールを決めることで、冷蔵庫内がすっきりと片付き、スペースをうまく活用できるようになります。

例えば、子供が食べるものと毎日食べるものは下段、乾物と粉類は上段、中段には作り置きのおかずを乗せるといったようにルールを決めると、冷蔵庫のドアを開けてものを探す時間を大幅に減らせます。何を乗せるかトレーにラベリングしておけば、家族にも分かりやすいですよ。

セリアの「みそストッカー」に卵を収納する

セリアの「みそストッカー」は、重いみそをケースごと収納できるポリプロピレン製のフタ付きケース。しっかり握れる大きな持ち手が付いており、冷蔵室の中段や上段に乗せていてもスムーズに引き出せます。

この「みそストッカー」は、お味噌以外の冷蔵庫収納にも便利です。なかでもおすすめなのが卵の収納。10個以上の卵を収納でき、コンパクトなので調理台の上に出したときに邪魔になりません。

卵を取りやすくなり冷蔵庫の収納量も増える

冷蔵庫にはエッグトレーが付いていますが、あのスペース、すき間が多くてちょっともったいないですよね。おまけにトレーの奥行きが深いため、冷蔵庫の前が広くないと引き出しにくいなど、狭いアパートでは不便です。

そんなときは発想を変えて、もっと出し入れしやすいケースを卵入れに使うと、冷蔵室のエッグトレースペースをほかの収納に活用できます。

冷蔵庫内を同じ形の白い収納グッズで統一する

棚の上やドアポケットなど、同じスペースで使う容器を統一すると冷蔵庫の中がごちゃごちゃになりにくく、きれいな状態を維持しやすいです。また容器の色を「白」一色に統一することで、すっきりとまとまった印象になります。

見た目がおしゃれなうえ冷蔵庫の掃除もしやすい

冷蔵庫の中に入れる食品の容器を詰め替えるときは、目的をはっきりさせることが大切です。スペースを節約したいのか、取り出しやすくしたいのか、それともおしゃれにしたいのか、目的によって適した収納ケースの形は異なります。

見た目を重視すると、使えるスペースはどうしても減ります。でも、冷蔵庫を開けたときの気分の良さは格別です。それに冷蔵庫の中が整然としていると、お掃除が楽になるというメリットもありますよ。

野菜室のスライドケースには仕切り付き収納ボックスが便利

野菜室の上部には、スライド式の浅いケースがありますよね。あのスライドケースがあると野菜室上のデッドスペースを収納に生かせますが、小さなものしか入らないため、仕切りを設けないと使いにくいです。

でも野菜室の中身はそのつど変わるもの。このため、小さなボックスをたくさん使うより、仕切りの位置を変えられる中型の容器のほうが便利です。

何がどれくらいあるかひと目で分かる

仕切りを設けると収納量は減ります。でも枠の中には同じものだけを入れるようにしておけば、何がどれくらいあるかひと目で分かり、野菜が傷む頻度も減ります。一時的に大きなものを入れたいときは、仕切りを動かしたりボックスを取り出すと収納量を増やせます。

野菜室の区分けにセリアの「フリーバケット」を使う

野菜室を区分け収納したいときは、硬いボックスよりやわらかいケースのほうがおすすめ。セリアの「フリーバケット」はバケツの形をしているソフトケースで、上からの出し入れがしやすく、野菜室の区分けに使いやすいです。

バケツ型だから上から入れやすく取り出しやすい

スライドケースだけじゃなく、野菜室本体もまた区分け収納をすることで、何がどれくらいあるのか分かりやすくなります。それにケースを使うと野菜室の掃除が楽になり、きれいな状態を維持しやすいです。

最近は冷蔵庫の中に根菜類を入れる方が増えていますが、プラスチック製の仕分けケースを使っていると、野菜の泥が落ちたときに手早く洗えます。

調味料収納に100均の「ドアポケット用仕切り」を活用する

100均には冷蔵庫のドアポケットで使うのに便利な調味料ケースがたくさんあります。でもケース以上に人気があるのが「ドアポケット用仕切り」です。この仕切りを使うと、マヨネーズやケチャップといった使っているうちにやせてきたり、逆さにして収納したい調味料を、倒れないように立てて収納できます。

マヨネーズやケチャップを逆さに入れても倒れない

「ドアポケット用仕切り」は縁に掛けるタイプの仕切り板で、コミックケースなどに付属されている仕切り板と同じスタイルのもの。商品パッケージには、スライスチーズやチューブ入りの酢味噌といった、自立できない食品を立てて収納している写真が写っています。でもこれが、マヨネーズ収納の悩みに効果てきめん!

この仕切りを使うと、冷蔵庫のドアを開けるたびにケチャップが倒れたり、昨日まではすき間ぴったりに収まっていたマヨネーズが急にグラグラするようになるストレスとサヨナラできます。

「切って使える仕切り板」をドアポケットの区分けに使う

デスクの引き出しを仕切るのに便利な「切って使える仕切り板」は、冷蔵庫のドアポケットを仕切るのにも便利です。

ドアポケットの深さと奥行きはメーカと機種によって違うため、ポケットにぴったり収まる仕切りケースを探すのは難しいです。でも「切って使える仕切り板」は1cm単位でカットでき、高さのバリエーションも豊富なので、理想的な大きさの仕切りを作れます。

小さな区枠をたくさん作れる

先にご紹介した「ドアポケット用仕切り」は、便利な反面、仕切り板の厚みがありフックも目立つため、たくさん使うには不向きです。その点、「切って使える仕切り板」は板厚がうすいので、小さな枠をたくさん作っても目障りじゃありません。仕切りの位置を変えたくなったときは1cm単位で変えられます。

カット野菜とお肉の冷凍保存に同じ大きさの収納ケースを使う

野菜をまとめ買いしてカットし、冷凍保存しておけば、食費を安くおさえられ、必要な量だけ使えるなどメリットが大きいです。この場合、同じ大きさのタッパーに入れてラベリング収納すると、冷凍庫がすっきりと片付き、全体を見渡しやすくなります。

見た目がすっきりで場所を移動しやすい

野菜やお肉の冷凍保存に同じ大きさの容器を使うと、後でケースの場所を変えたいときに便利です。また深みが浅いタッパーを使えば容器内に空きスペースができにくいため、冷凍庫内のスペースを有効活用できます。タッパーを使った冷凍保存は、引き出し式だけじゃなくドア式の冷凍庫にもおすすめです。

冷凍ご飯をラッピングするときはタッパーを型取りに使う

冷凍用のご飯は容器に入れずにラップで包むようにすると、保存容器を洗う手間をはぶけます。小さな角型のタッパーを使えば、同じ大きさの冷凍ご飯を簡単につくれ、容器に入れなくても立てて収納できます。

同じ大きさの冷凍ご飯を作れる

余ったご飯を冷凍保存するのはもはや常識です。そうでなくても、炊き立てのご飯を冷凍保存しておくと、レンジでチンするだけでいつでもおいしいご飯を食べられます。このため、お茶椀一杯分のご飯を冷凍できる容器がいたるところで売られていますが、洗い物が増えるのはちょっぴり憂うつですよね。

でもご飯の型取り専用のタッパーを決めておけば、ラッピングするだけで大丈夫。なお、冷凍ご飯は丸型より角形につくるほうが冷凍庫の中で転がりにくく、たくさん収納できます。

フリーザーバッグの整理にファイルボックスとブックエンドを使う

食品の冷凍保存といえばフリーザーバッグ。タッパーに比べて値段が安く、汚れたら気軽に捨てられるため、忙しい人には欠かせませんよね。100均のファイルボックスとブックエンドを組み合わせると、冷凍庫の中にフリーザーバッグを取りやすくきれいに収納できます。

種類別に区分け収納しやすい

フリーザーバッグのもうひとつのメリットが、ラベリングしなくても中身が分かりやすいこと。メモ書きはしておいたほうが良いですが、野菜かお肉かの区別はメモを見なくても分かります。このため、フリーザーバッグを使うと冷凍庫の中を野菜コーナーとお肉コーナーに区分け収納しやすいです。

冷蔵庫の収納アイデアまとめ

MEMO
    【冷蔵庫収納のコツと注意点】
  • トレーやタッパーなどの調理用具は冷蔵庫の整理に使える
  • 食品を別の容器を詰め替えるときは賞味期限を書いておく
  • 冷蔵庫の上を収納に利用するときは放熱スペースを設ける
  • 冷蔵庫上のスペースに収納ラックを設置すると耐震対策になる
    【整理整頓されて使いやすい!冷蔵庫収納アイデア10選】
  • 使いやすい収納トレーの形は棚の高さによって異なる
  • セリアの「みそストッカー」は卵の収納に使いやすい
  • 同じ形の収納グッズで統一すると見た目すっきりで掃除もしやすい
  • 野菜室の区分けには仕切りを移動できる収納ボックスが便利
  • バケツ型の収納ケースは上から出し入れしやすく野菜室におすすめ
  • 「ドアポケット用仕切り」を使うとケチャップを逆さに立てても倒れない
  • 「切って使える仕切り板」はドアポケットに小さな区枠を作れる
  • カット野菜とお肉の冷凍保存に同じタッパーを使うと整理しやすい
  • 冷凍ご飯を包むときはタッパーで型取りすると同じ形に包める
  • 冷凍庫の区分け収納にはファイルボックスとブックエンドが便利