カラーボックスでおしゃれなテレビ台を作りたい!
既製品を購入するよりも出費を抑えられる、お部屋のカラーやインテリアに合ったものを作ることができる、収納スペースが増えるため整理整頓することができるなど、カラーボックスでテレビ台を作るメリットはさまざま。
本記事は、カラーボックスを使ってテレビ台を作るときの注意点と作り方、リメイクアイデアなど、これからDIYに取り組む方々に読んでいただきたいおすすめの内容となっています。
あなたもカラーボックスを活用して理想通りのテレビ台を作ってみませんか?
カラーボックスでテレビ台を作る方法
カラーボックスに少し手を加えるだけで、インテリアに馴染むおしゃれなテレビ台を作ることができます。下記の作り方や注意点を確認してDIYを楽しみましょう。
1.まずはテレビのサイズや重さを確認しよう
テレビの型(インチ)ごとの幅はどこのメーカーもほぼ同じですが、重さは製品によって異なります。
テレビのメーカーとサイズは、メーカーの公式ホームページに記載されているので、ご自宅のテレビの重さ分の耐久性がある、且つテレビを置いたときにバランスが取れる幅のカラーボックスを選びましょう。
下記は液晶テレビのおおよそのサイズ・重さをまとめたものです。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。
液晶テレビのサイズとおおよその重さ
画面横幅 | 画面縦幅 | 重さ | |
22型(インチ) | 約49cm | 約27cm | 約3~5kg |
24型(インチ) | 約53cm | 約30cm | 約3.5〜6kg |
32型(インチ) | 約71cm | 約40cm | 約5.5〜6.5kg |
40型(インチ) | 約88cm | 約50cm | 約10〜20.5kg |
42型(インチ) | 約93cm | 約52cm | 約18〜33kg |
55型(インチ) | 約122cm | 約69cm | 約18〜36kg |
60型(インチ) | 約133cm | 約75cm | 約23〜39kg |
2.カラーボックスの強度をアップさせる方法
テレビは重さがあるのでカラーボックスの強度をアップさせてから使用するようにしましょう。
具体的には、背面や繋ぎ目にL字金具を施したり、テレビの下に天板をプラスして補強するという方法があります。そのほか、カラーボックス背面の天板にあるすべての角にボンドを塗るだけでもOK。
約3cmの長さでそれぞれの角にL字状に這わせるのがポイントです。2時間ほど時間を置いて乾かせば、簡単にカラーボックスの強度をアップさせることができます。
3.地震に備えた対策もしておこう
地震が起きたときのことを想定し、耐震対策をしておきましょう。床がフローリングの場合は、床とカラーボックスの底面の間に市販の耐震パッドをつけておくと揺れによるテレビ台の転倒を防止してくれます。
また、テレビの落下を防ぐためにテレビとカラーボックスの間にも耐震パッドをつけておくと安心です。カラーボックスを積み上げて壁面収納にする場合は、家具の転倒を防止する突っぱり棒を使って天井と固定すると良いでしょう。
テレビにも家具にも使える耐震パッド
テレビの落下やテレビ台の転倒を防ぐ耐震パッド。貼り付けるだけで震度7の地震にも耐えることができる強力タイプです。
ネジや釘を使わずに固定できる家具転倒防止つっぱり棒
天井とテレビ台の間に設置し、圧着固定させることで家具の転倒を防ぐつっぱり棒。約200kgまでの圧に耐えることができます。カラーボックスを重ねて壁面収納を作るときにおすすめのアイテムです。
4.安全面にも配慮しておくと安心
テレビの下に木材の天板をプラスする場合は、きちんとヤスリをかけてトゲを取り除き角を取っておきましましょう。特に小さなお子様がいるご家庭は、カラーボックスの角でケガをしないよう、市販のコーナークッションを取り付けるなどの対策が必要です。
5.傷や汚れを防ぐための対策
カラーボックスの下に家具保護シートやカーペットを敷くと傷や汚れから床を守ることができます。
インテリアの邪魔にならないよう家具保護シートは透明タイプがおすすめ。カーペットはお部屋のテイストに合ったものを選びましょう。また、カラーボックスと壁の間に少し隙間を作って風通しを良くしておくとカビ対策になります。
透明タイプの家具保護シート
どんなお部屋にも馴染む透明タイプの保護シート。貼ってはがせるので何度でもやり直しができます。あなたのテレビ台のサイズに合わせてカットしてから使用しましょう。
6.配線を収納してスッキリとしたテレビ台に
テレビやスピーカー、ゲームなどの配線はカラーボックスの背面の天板にコンセントが通るくらいの大きさの穴をを開けたり、天板を1枚抜いて対応します。
そこにインナーボックスを設置すると中身を見せずに収納することができます。しかし、この方法だと少し強度が落ちてしまいます。強度を変えずに配線を隠したい場合は、カラーボックスの背面にワイヤーネットを取り付け、そこにコンセントを絡ませて収納しましょう。
コンセントを引っ掛けて収納できるワイヤーネット
カラーボックスの背面にフックを取り付けこちらのワイヤーネットを装着。あとはコンセントを絡ませて引っ掛けるだけで綺麗に収納することができます。